放射能汚染ほんとうの影響を考える:フクシマとチェルノブイリから何を学ぶか (DOJIN選書)
10/04/2020 22:06:37, 本, 浦島 充佳
によって 浦島 充佳
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内容紹介 小児科医による原発事故への処方箋 福島第一原発事故による放射能漏れは、人びとにどのような影響を及ぼすのか。チェルノブイリ原発事故から25年、この間に発表された報告書や論文に示されたデータを読み解くことで明らかになってきたことは何か。いつ終わるとも知れない原発事故。放射能汚染という現実に直面したいま、どう対処していけばよいのだろうか。チェルノブイリの教訓を生かすべく、疾病の発生リスクを分析する疫学も学んだ小児科医による、原発事故への処方箋。 出版社からのコメント 本書の特徴は疫学と臨床の両方を知る小児科医が、チェルノブイリ事故の報告書を読み解いて、放射線がどういった影響を及ぼすかを明らかにするところにあると思います。被曝によってがんなどの病気に対しての不安が増すと思いますが、むしろその不安や慢性的なストレスからくる、精神的影響(大人も子どもも胎児も)のほうが深刻であるという指摘には驚きました。この不安を取り除く具体的なアドバイスは本文でご確認ください。 内容(「BOOK」データベースより) 福島第一原発事故による放射能漏れは、人びとにどのような影響を及ぼすのか。チェルノブイリ原発事故から25年、この間に発表された報告書や論文に示されたデータを詳細に読み解くことで明らかになってきたことは何か。いつ終わるとも知れない原発事故。放射能汚染という現実に直面したいま、どう対処していけばよいのだろうか。チェルノブイリの教訓を生かすべく、疾病の発生リスクを分析する疫学も学んだ小児科医による、原発事故への処方箋。 著者について 浦島充佳(うらしまみつよし) 1986年東京慈恵会医科大学卒業後、附属病院に おいて骨髄移植を中心とした小児がん医療に献身。 93年医学博士。94~97年ダナファーバー癌研究所留学。 2000年ハーバード大学大学院にて公衆衛生修士取得。 2006年より東京慈恵会医科大学准教授。 小児科診療、学生教育に勤しむ傍ら、 分子疫学研究室室長として研究にも携わる。 9.11米国同時多発テロに強い衝撃を受け、医師として 大勢の尊い命を守るべく活動するようになる。 専門は小児科、疫学、統計学、がん、感染症。 現在はビタミンDの臨床研究にフォーカスしている。 またパンデミック、災害医療も含めた グローバル・ヘルスにも注力している。 小児科専門医、日本血液学会代議員、 薬剤疫学会評議員 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 浦島/充佳 1986年東京慈恵会医科大学卒業後、附属病院において骨髄移植を中心とした小児がん医療に献身。93年医学博士。94~97年ダナファーバー癌研究所留学。2000年ハーバード大学大学院にて公衆衛生修士取得。2006年より東京慈恵会医科大学准教授。小児科診療、学生教育に勤しむ傍ら、分子疫学研究室室長として研究にも携わる。9.11米国同時多発テロに強い衝撃を受け、医師として大勢の尊い命を守るべく活動するようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
放射能汚染ほんとうの影響を考える:フクシマとチェルノブイリから何を学ぶか (DOJIN選書)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
小児がんと疫学を専門とする小児科医が,福島原発事故に対する処方箋を,チェルノブイリ事故と対比しながら記したものである.第1章爆発,第2章影響,第3章飛散,第4章病気,第5章リーダー,第6章処方箋という構成になっている.これら各章ごとに,チェルノブイリ事故と比較している.それも確かな科学的証拠,論文をもとに議論を展開し,処方箋を提示している.ただ,処方箋を述べられても,信じることは難しい.福島事故後に流布されたさまざまな断片的な情報は,国民を混乱させた.しかし,本書のように,証拠を積み重ねた議論の過程から処方箋を提示されれば,納得がいく.放射能は見えない,におわないからこそ,人体への影響を必要以上に恐れてしまう.放射能の人体への影響を正しく恐れるには,それを正しく理解する必要がある.それには,専門家による詳細な説明が欠かせない.本書はまさにそれに応える良書だと思う.とくに幼い子どもを持つ母親たちは,心配で仕方がないであろう.そのストレスは子どもに悪い影響を与える恐れがある.親たち,大人たちが正しい知識を持てば,子どもを健康に育てることができる.この本はその知識を与えてくれる.今の日本であれば,この放射能の影響を母親が正しく制御できる.その方法は決して一つではない.ぜひ,子どもをもつ大人たちに読んでほしい1冊である.いや,大人の必読書だと思う.
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